Erdbeben―地震が起こらないなんて!

今日もDeutschAkademieのコースの様子に触れつつ、私がウィーンで感じていることについてお伝えしたいと思います。投稿者については初回の投稿をご覧下さい。

今日のコースではクラス全員で分担し合う形でKlimawandel―気候変動に関する文章を読み、それぞれが担当した文章の内容について説明し合い、時に議論を挿みながら新しい語彙を学びました。日本語で「気候変動」というと地球温暖化のイメージになりがちですが、このKlimawandelというドイツ語は、災害などを含めた地球で起こる様々な変化を指します。最初にクラスメート全員で各々が知っている気候変動の名称を出し合ったのですが、その時にErdbeben―地震の恐ろしさを実際に知っているのが私だけだったのが今日1番の驚きでした。

よく考え直してみると、ウィーンに来てすぐの時、地下鉄や路面電車、そして建物の揺れがとても気になりました。以前の投稿でご紹介したフォルクスオーパーは、最寄りの駅に地下鉄が発着する度に劇場全体が非常に揺れます。初めてフォルクスオーパーに行った時、何度も劇場が揺れるので辺りを見回してみたのですが、私以外に揺れを気にしている人がいなかったのを不思議に思った記憶があります。人々がそういった揺れに対して寛容でいられるのは、地震がほとんど起こらない地域であるからだと私は思います。逆に「地震大国」日本では、耐震・免震などといって建物や乗り物が揺れないように設計されている分、ちょっとした揺れでも「地震だ」と敏感に反応できるのだと思います。

アクティビティ

クラスメート全員で書いた気候変動に関するグラフ

話を戻しますが、地震の恐ろしさを知らないクラスメートでも、Tsunami―津波は知っていました。津波の原因が地震だということは知らなかったようですが、東日本大震災の報道で津波の映像を目にして心が痛んだというクラスメートもいました。3.11から早5年。1人の日本人として、世界各地から集まったクラスメートに何を伝えるべきか、どう伝えればよいか…。ドイツ語の力だけでなく、日本人としての在り方が問われている気もします。

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