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Internationaler Frauentag―国際女性デーを考える

今日はDeutschAkademieのコースの様子をお伝えしたいと思います。投稿者については初回の投稿をご覧下さい。

まずクラスメートについてですが、これまでに私はアルバニア、イタリア、イラン、エチオピア、カザフスタン、クロアチア、コンゴ、ジョージア、スロベニア、中国、チリ、ハンガリー、フランス、ポーランド、メキシコ、ルーマニアの出身のメンバーと一緒になりました。出身地だけでなく年齢も様々なのですが、先生もクラスメートも「Sie―あなた」ではなく「Du―きみ」で呼び合って、同じ目線で勉強しています。そして互いに相手の出身地やその他のプライベートに興味を持って質問し合うことが多く、こうして約1か月間のコースの間に強い結びつきが生まれます。

次にコースの内容についてですが、先月のコースまでは「Menschen」という教科書・問題集を使って勉強してきました。しかし、B1(2)で学習する文法事項は少ないため、今のコースでは敢えて教科書・問題集は使わず、語彙力・会話力の強化に重きを置いたドイツ語学習に取り組んでいます。

アクティビティ

今日のコースで取り組んだAktivität―アクティビティの一例

コースでは絵や図を描いたり、パントマイムでものを伝え合ったり、クラスメート同士でテストを作って解いたり、それを添削したり、テーマを設定してDiskussion―ディスカッションしたり…と、色々なAktivitätを通してドイツ語を身に付けています。教科書を読んで問題を解くことよりも、より実践的で記憶にも残りやすいです。これらの中で最も効果的なAktivitätであるDiskussionについて詳しく触れたいと思います。

昨日3月8日はInternationaler Frauentag―国際女性デーでした。コースでは昨日・今日と2日間に渡りInternationaler FrauentagについてDiskussionを行いました。Internationaler Frauentagに賛成か反対か、フェミニズム論者か否か、そして性別による差別を受けたことがあるかなど、最初は先生の質問に沿って進んでいき、徐々に互いの意見に対する質問が増えていき、それぞれの主張が強くなり…全員が集中して、非常に白熱した議論が繰り広げられました。自分の考えをしっかりと相手に伝えたい、相手の考えをもっと深く知りたいという気持ちが強ければ強いほど、頭のどこかからドイツ語を絞り出すことができるということを実感できました。明日のDiskussionのテーマが何か、今からとても楽しみです。