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私のお気に入り in Wien~その1~

今日は、大好きなウィーンの魅力をお伝えしたいと思います。投稿者については初回の記事をご覧下さい。

ウィーンには、パリのオペラ座、ミラノのスカラ座と並び世界三大オペラ劇場と称されるウィーン国立オペラ座を始め、フォルクスオーパー、テアター・アン・デア・ウィーンなど、数多くの劇場があり、オペラ、オペレッタ、バレエ、ミュージカルなどの公演が行われています。

ウィーン国立オペラ座

DeutschAkademieの目の前にあるウィーン国立オペラ座

そして、毎年ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが行われている楽友協会や、ウィーン一の収容人数を誇る大ホールがあるコンツェルトハウスなど、コンサートホールも充実しています。地元ウィーンの音楽家だけでなく世界的な音楽家がウィーンに集い、毎日様々なコンサートが催されています。

また、歴史に名を残した作曲家の多くがウィーンを訪れており、オーストリアが生んだ作曲家ハイドン、モーツァルト、シューベルト、シュトラウス・ファミリーだけでなく、ドイツの作曲家ベートーヴェンが住んでいた家や、様々な作曲家の自筆譜や所持品など、大変貴重な資料が数多く残っています。

ここまででウィーンが音楽の都と呼ばれる理由はお分かりいただけたかと思いますが、オペラやコンサートというと「チケットが高そう、敷居が高そう…」と思われる方も多いと思います。確かに、ウィーンのオペラやコンサートの引っ越し公演が日本に来る時、1番安いチケットでも1万円以上することもあります。しかし、言うまでもなく今はインターネットの時代ですので、ウィーンの劇場やコンサートのチケットは日本からでも購入することができ、十数ユーロで良い席をとることも可能です。そして、ウィーンにある劇場や楽友協会には「立ち見席チケット」があり、たったの3ユーロからオペラやコンサートを楽しむことが可能です。斯くいう私も立ち見ファンです。実は今日もフォルクスオーパーまでバレエの立ち見に行ってきました。

フォルクスオーパー

フォルクスオーパーにて

DeutschAkademieのコースはこちらにあるようにコースの開始・修了の日程が決まっているので、この日程に合わせて劇場やコンサートに行く予定を立てることもできると思います。長期休暇にドイツ語の語学留学を考えている方、留学先は是非ウィーンへ!

音楽の都ウィーンでドイツ語を学びませんか?

はじめまして。私は昨年9月からウィーン国立音楽大学に留学している伊藤みや乃です。大学で専攻している楽器はヴァイオリンです。

私のドイツ語との出会いは日本の大学に入学した時でした。その時はまだ自分がウィーンへ留学するとは思っておらず、大学の講義で日本人のドイツ語講師、学生と共に楽しく学んでいるだけでした。しかし、小学生の頃から憧れていた音楽の都ウィーンへいつか行きたい!という夢だけは持ち続けていました。そのために、日本の大学院へ進学した後も独学で勉強を続けていました。そして昨年7月に私の念願が叶いウィーン国立音楽大学への1年間の留学が決定し、色々な準備やドイツ語の勉強もままならないままウィーンへ飛んできました。

ウィーンは世界有数の観光地でもあるため、外国人にとても親切で、英語を話せる人が圧倒的に多いです。そのため私も最初の3か月は英語だけで不自由なく生活していました。しかし、大学の講義や日常生活でドイツ語に触れる頻度が高くなるにつれ、ドイツ語を身に付けたいという気持ちも強くなりました。そこで昨年11月に同じ大学に通う友人に相談した時に、DeutschAkademieを勧められました。

DeutschAkademieはウィーン国立オペラ座の目の前という、とてもアクセスの良いところにあります。そして、ホームページが充実していて分かり易かったですし、最初にメールでコンタクトを取った時の事務の方の対応もとても丁寧でした。そこで実際にDeutschAkademieを訪ねてみると、Placement Test―生徒が自分のレベルに適したコースで学べるよう、ドイツ語の学習到達レベルを測定するためのテストや、これまでのドイツ語学習歴に関する聞き取り調査、そしてコース以外における学習状況の把握やアドバイスなど、コース受講が決定する前から非常に親身な対応を受けました。

こうして私は昨年11月末からDeutschAkademieに通い始めたのですが、熱心な先生方、そして意欲的なクラスメートと共に、自分の想像を上回るスピードでドイツ語が身に付き始めました。また、私のクラスはメンバー全員が違う国の出身ということもあり、様々な考え・文化などに触れられるという点においても刺激的です。そしてDeutschAkademieの仲間とは結びつきが強く、コース以外でもお茶や食事を楽しんでいます。
日本で勉強していた時には難しいというイメージしかなかったドイツ語ですが、今はとても楽しく勉強できています。さあ、あなたもウィーンで一緒にドイツ語を学びませんか?

古楽器コレクションにて

新王宮内にある古楽器コレクションにて